ご訪問頂きありがとうございます

前回、お酒について書きました
さて
アルコールでの家族への被害に悩むご相談もお聞きしていましたし
私が知りえるお酒の真実の一部を書きたいと思います

興味がない方は、スルーして下さいね


何の食べ物、飲み物でも言えることですが
摂り過ぎは良くはありません

なぜなら、偏ると
偏ったしわよせが、不調、病気、アレルギーとなって現れるから

お酒も同じです

お酒をゼロにしてください、なんて言うつもりは全くありません
毎日の楽しみの方もいるでしょう

ただ、既に命に危険がある段階
病気でアルコールを控えた方がいい場合
不調が続いている場合
などは、いかがなものかなと思います
(自分と対話する段階なのでは・・・)

実際、そういう人達を沢山見てきましたので
お勧めは致しません

でもね、実際自分が病気にならないと
人間という生き物は
止めるという行動が起こせないのです

自分だけは大丈夫
根拠のない思い込み


薬でどうにかなる
なりません

それで命を落としていくのを見てきました
精神的に乱れ入院していくのを見てきました


アルコールとは薬物であり
身体の機能を変化させてしまう物質です
お酒は、ほんの僅かであっても
純正エタノールを体内に運ぶ飲み物です

お酒の分解の第一段階として
アルコール脱水酵素がアルコールを酸化させて
アセトアルデヒドにします

高レベルのアセトアルデヒドは
脳や組織で有害となります

脳に達したアルコールは麻薬作用を引き起こし
抗利尿ホルモンの分泌を抑制します

脳の前頭葉、意識中枢の活動鎮静
言語、視覚中枢が影響を受けます

脳の深部を麻痺させるので、呼吸、心臓に影響が出ます

これは、長く続くことで死の危険もあるということです
(もっと段階を踏んで組織へ影響を及ぼしますが
専門的過ぎるので割愛致します)

アルコールは興奮剤ではなく抑制剤であり
脳の活性化を低下させているだけです


栄養障害とい視点で見ていくと
アルコールは脂肪と同じくらいの効率で肥満を促します

ビール腹は、これです

お酒を飲み続けて、痩せません
というのは当然です
飲んだ結果が出ただけです

食事を減らし、アルコールを多く摂ることは
栄養素が不足してしまいます

栄養失調です

代謝も妨害し
心臓、肝臓、腸、胃、さまざまな影響が出てきます

肝臓でいうと
脂肪肝という第一段階であれば
お酒を止めることで回復可能だと言われています
(脂肪肝の原因はアルコールだけではありません)

それよりも進行すると
部分的回復
回復できる可能性が少ない
回復できない
となります

そうなると
身体の機能がうまく働くなるのですから
消化、吸収、代謝も回りません

肉体は悲鳴をあげます


都合のいい事ばかり
ポジティブな面しか見ない
というのは、好きではありません

逆も然りです

ここに書いたのは
真ん中の視点での事実

何度も言いますが
私達は選択の自由を持っています

何を選ぶのも自由なのです

祈りをこめて